2013年9月16日月曜日

妻のサプライズ誕生日パーティーを行いました!

妻の家族や友人たちと。 @colabo cafe

仕事関係のポストばかりになっていますが、珍しくプライベートのことを。
先日、妻が30歳の誕生日を迎えましたので、サプライズ・パーティーを開催しました。


昨年の夏、私は会社を卒業してから数日後に単身でフィリピンに来ました。これまでずっと好き勝手に生きているので、結婚していると伝えると驚かれることが多いのですが、私は2年前に結婚しており、日本に妻を残してこっち(フィリピン)に来ました。単身赴任みたいなものです。(別居といわれると仲が悪いみたいなので表現には注意)。最近は「奥さんはフィリピン人ですか?」とか言われることが多いのですが、純和風のパートナーです。


私は会社員時代も一日中仕事をしていたので、結婚生活はほぼすれ違い。妻もハードワーカーなので同じ家で暮らしていてもほとんど会話はありませんでした。家に帰ったら妻は寝ていて、朝起きたら妻はいない。たまに会ったら「お、元気?」って感じ。ずっとそんな生活。

幸い、二人とも仕事や友達に時間を使うことが好きだったので、お互い干渉しない同士で問題なく仲良くしていました。友人や仲間からは「大丈夫かー」とよく心配されていましたが、むしろ一緒に時間を過ごすことが少ないため、お互いがOFFのときはそのぶん時間を大切に使っており、全く問題ありませんでした。


そんな感じで仕事中心の生活を自由気ままに過ごしていたのですが、とはいえ突然会社を辞めてフィリピンに行くとか言い始めて、しかも片道切符、収入も激減(というかほぼゼロ)、将来の見通し不明、という状態になるわけで。それってさすがに夫としてどうなの、、、という自覚があり、かつなんだかんだ少し不安だった私に対して「よくわかんないけどおもしろいから行ってきなさい、自分の生活費くらいは自分で稼ぐから心配しないで」と背中を押してくれた妻には感謝しまくっているわけです。



そんなわけで今の自分がいるのは妻の理解と協力があってこそなので、感謝の気持ちを伝えられるタイミングでは頑張りたいところです。具体的には、直近の節目となる30歳の誕生日は妻が一番喜ぶような方法でお祝いしたいと考えていました。


いろいろと考えた末、妻は家族と友人を本当に大切にしている人なので、妻の両親と友人を集めてサプライズパーティーを開催し、みんなからのお祝いメッセージを集めたメッセージビデオを作ってプレゼントすることにしました。


私は直前までフィリピンにおり、さらにパーティー予定日がRising Expoの翌日ということも重なってかなりドタバタしたのですが、友人に会場の手配や当日のプランニングなどの大部分をお願いしながら、なんとかサプライズパーティーを行うことができました。実のところ、今回の日本出張の主目的はこれでした。


大成功!



パーティーに参加してくれた皆さん、準備を手伝ってくれた皆さん、メッセージムービーにご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。無事成功し、とても喜んでもらうことができました。感謝です。



仕事をこれからも頑張っていくためにも、いつも自分を支えてくれている家族や友人に対して感謝の気持ちを忘れず、大切にしていきたいと思います。


また日本に戻る機会にも、みんなでしこたま飲みましょうー!!


2013年9月13日金曜日

「Rising Expo 2013」に参加してきました

 Rising Expo 2013のファイナリストTシャツ。真っ赤で印象的。


9月前半は少し長い日本出張だったのですが、その目的のひとつ「Rising Expo 2013」に登壇してきましたので、少し遅れてのレポートです。


RISING EXPOとは、サイバーエージェント・ベンチャーズさんが主催のITスタートアップ向けイベントで、日本最大級の資金調達・事業提携の場として知られています。完全招待制らしいです。昨年はスマートフォン決済サービスのコイニーさんが優勝し、その後大型調達を実現するなどで業界で注目度が高いイベントです。

7月下旬にfacebook上でVC関係者がこのイベントについてポストしているのを偶然見かけ、調べてみたところ

① IT・インターネット関連ベンチャー企業であること(BtoB、BtoC問わず)
② 原則、サービスをローンチしており、一定のユーザーベース、
   もしくは一定の売上を獲得できていること
③ 1億円以上の資金調達(エクイティ・ファイナンスが基本)を検討していること
※本店所在地は日本、海外を問わない

という条件が当社に一致していたこともあり、応募してみました。幸運なことに一次審査、二次審査と通過し、9月6日の決勝まで勝ち残りました。


前日にリハーサルで他社の登壇リストを確認したのですが、登壇する15社にはかなり有名、有力なスタートアップも複数あり、「あー、うちは完全に場違いだわ。。」と感じたことを覚えています。それでもこの場に立てることに感謝しながら、10分間というプレゼン時間を十分に使って、新興国のモバイル事業について熱く語ってきました。



がんばりました。


オオトリのプレゼンが終わった後、幸運にしてインテリジェンス賞というスポンサー賞を受賞することができ、その後も多くの方からお問い合わせをいただきました。優勝こそ逃しましたが、なかなか得られないようなお話もいただき、弊社として非常に充実したイベントとなりました。


本当に感謝です。ありがとうございました。


振り返ると、今回のRising Expoのプレゼン準備を通じて、自分たちのビジョンや事業内容、ものごとを考えていくときに大切にしていることなどを改めてじっくり考えられたことが一番の収穫かもしれません。

サービスが動いてからは日々の営業活動だったり顧客対応だったりのオペレーションに気持ちが向いてしまっていました。経営をしていたというよりも必死に運用をしていた状態に近く、もっと大事なことに時間を使うだったにも関わらず十分に時間を取ることができていませんでした。このタイミングで自分たちの存在価値を改めて問いかけ、言語化できたことで、組織としてもよりよい状態になったと感じています。

これからもあくまでプロダクトや顧客、ユーザーと向き合っていきたいと思っていますが、こういったイベントに出ることで他起業家たちや投資家たちからよい刺激、フィードバックをいただきました。フィリピンにいるとそういう機会は本当にないので、収穫の多い一日となりました。改めて、今回のような機会をご提供いただきましたサイバーエージェント・ベンチャーズ様、ありがとうございました!


最後にみなさんと。