2014年4月28日月曜日

前途洋洋会議を行いました





本日、YOYOの主要メンバーで「前途洋洋会議」を行いました。


日々の業務の中でみんなといろんな意見を交わしているのですが、それぞれがとても忙しく、気がついたら個別での意見交換になっていたり、足元のToDoや業績を意識した議論が目立ってしまったりと、中長期的な戦略についてじっくり議論する時間がなかなか確保できないでいました。


そこで、YOYOでは定期的に「前途洋洋会議」という経営会議を行っています。

具体的には、中長期的な視点に立って、僕らの抱えている課題をしっかりと捉え、リソース配分が適切に行われているのか、現状のままで本当に大きなインパクトを残せるのか、といった深い議論をメンバー間で徹底的に議論する半日合宿です。ちなみに今回が3回目。

前向きなネーミングで気に入っています。


前途洋洋
今後の人生が大きく開けていて、希望に満ちあふれているさま。
▽「前途」は将来、目標までの今後の道のり。「途」は道のりのこと。「洋洋」は水があふれるように一面に満ちている様子。前途が大きく広がっていることを表す。(goo辞書より)


前途洋洋会議では、気分を変えるためにオフィスを離れ、パソコンを閉じ、いつもと違った環境で行います。本日の場所は、前回と同様Greenbeltに隣接しているNew World Makati Hotelの1階カフェ。


マカティ、New World Hotelのカフェにて。


日本でも合宿を導入している企業があったりしますよね。サイバーエージェントさんの「あした会議」はとても有名。

 決断を下せたのは「あした会議」のおかげかもしれません。これは年に2回開催する合宿で、会社の幹部50人くらいが参加します。場所は神奈川・横浜だったり、千葉・浦安だったり、静岡・熱海だったり毎回変わるのですが、とにかく本社がある東京・渋谷から離れます。

ここで話し合うのは、サイバーエージェントにとっての「今」ではありません。中長期的な成長を考えていくうえで、問題になり得ること、新しい事業を立ち上げることをメーンに話し合います。サイバーエージェントの明日を創るという意味であした会議と名づけています。

どうしても渋谷にいると、今、目の前にあることで手いっぱいになってしまいますから。決して問題を先送りにしないために必要な合宿です。
※日経ビジネス サイバーエージェント「課題は全部『合宿』で潰す」より)


僕らはご近所のカフェで行っていますが、いつか片道1.5時間くらいかけてセブ島やボラカイ島で開催できるくらいの余裕を持てるといいね、といった雑談もよくしています。




本日の大きなトピックは
・足元を把握する
・未来を語る
の2点でした。


・足元を把握する

では、前Qの実績を確認して要素に分解し、うまくいった要因や残った課題について認識をすりあわせました。簡単にいうと「できたこと」「できなかったこと」ですね。
未来を語るためにも今を正しく把握しないといけません。

・未来を語る

では、3ヶ年計画について理解し、その目標と達成させるための具体的な打ち手について議論し、直近3ヶ月間の役割を明確にしました。
また、新しい制度の導入も決定し、新規事業に対しての取り組みについても本日からすでに動き始めています。



メンバー全員のスピードに対する意識が日に日に高まっているため、今後も楽しみ。

今年ももう3分の1が終わろうとしています。時間が経つのは本当に早い。僕らは、もっと速くなければいけないし、サービスもチームも個人も、もっともっと成長しなければいけない。成長に対して、誰よりも貪欲でありたい。


課題は山積みですが、こういった機会で自分自身が基本に立ち返り、多くを学び、成長し続けなければいけないと感じます。





最後に、前途洋洋会議を終えたときにいつも思い出すスラムダンクの名シーンを。


出典:『スラムダンク 第11巻』、井上雄彦、集英社、P25より