2012年5月14日月曜日

StartupWeekendTokyoに参加してきた

StartupWeekendTokyoというイベントに参加してきました。
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引用元:startupweekendtokyo flickr

StartupWeekendとは?
金曜日の夜に、スタートアップに興味がある人100人が集まり、その場で1分間プレゼン(=Pitch)チームビルディング、プロダクト(MVP=Minimum Viable Product)の開発を行い、投資家の前で最終プレゼンテーション+デモンストレーションを行うイベントです。
世界中で行われており、この日は東京と同時にフィリピン・セブ島でもStartupWeekendが行われていました。

参加してみた感想


1分間プレゼン(=Pitch)ではなんとか上位に入ることができ、YoYoで掲げている「情報を届けるによって貧困をなくす」という想いに対して多くの人を惹きつけることができました。(WEB投票では38人中2位)
最終的に、本プランに対して実際に「挑戦しよう」と思ってくれたメンバーは4人集まり、非常に価値ある3日間を過ごすことができました。
私含めて5人とも事業企画/マーケティングの人間であったため、StartupWeekendのひとつのゴールである「MVPを作る」には至りませんでしたが、まとまった時間確保して「貧困問題×情報技術」というキーワードについて議論したのは、本当に有意義でした。

得られたもの

・同じ問題意識を共有できるメンバーとの出会い
メンバーがBOPに対して本当に詳しかった。
今後も引き続き事業に強力いただけるとのことだったので、この出会いを大切にしたいと思いました。

・誰にとっての、何の問題を解決するかが最も重要である
「俺の興味をひきつけられるのはお前の解決案じゃない!」という記事があるが、今回はこの部分について強烈に深く考えるようになった。
貧困問題というのは誰もが問題として捉えやすく、比較的共感しやすい「普遍的問題」として置くことができます。
しかし、「でもそれって私に関係ないし」となった瞬間、興味は全く薄れてしまい、結局は他人事の問題に落ちてしまいます。
仲間を得るには/投資を得るには共感されることが必要で、その根っことしては「あなたの問題である」と強く伝えることができなければ、主体的に問題を捉えることはできません。

 だれにとって、どんな問題で、だからあなたに関係があるんだ

そういう強いメッセージが求められると学ぶことができました。


・リーンスタートアップに対する理解
上記図書は当然読んではいますが、実践するとなると相当難しい「リーン方式」。
特にMVPという、最小限まで機能を絞り込んだサービス/プロダクトでユーザー試験を繰り返し、解を見つけていくというアプローチの難しさを感じました。
実際、サービスを継続する/ピボットする、という意思決定は相当難しいし、勇気がいる。

来年参加するかわかりませんが、参加してよかったと思えるステキなイベントでした。