2013年9月13日金曜日

「Rising Expo 2013」に参加してきました

 Rising Expo 2013のファイナリストTシャツ。真っ赤で印象的。


9月前半は少し長い日本出張だったのですが、その目的のひとつ「Rising Expo 2013」に登壇してきましたので、少し遅れてのレポートです。


RISING EXPOとは、サイバーエージェント・ベンチャーズさんが主催のITスタートアップ向けイベントで、日本最大級の資金調達・事業提携の場として知られています。完全招待制らしいです。昨年はスマートフォン決済サービスのコイニーさんが優勝し、その後大型調達を実現するなどで業界で注目度が高いイベントです。

7月下旬にfacebook上でVC関係者がこのイベントについてポストしているのを偶然見かけ、調べてみたところ

① IT・インターネット関連ベンチャー企業であること(BtoB、BtoC問わず)
② 原則、サービスをローンチしており、一定のユーザーベース、
   もしくは一定の売上を獲得できていること
③ 1億円以上の資金調達(エクイティ・ファイナンスが基本)を検討していること
※本店所在地は日本、海外を問わない

という条件が当社に一致していたこともあり、応募してみました。幸運なことに一次審査、二次審査と通過し、9月6日の決勝まで勝ち残りました。


前日にリハーサルで他社の登壇リストを確認したのですが、登壇する15社にはかなり有名、有力なスタートアップも複数あり、「あー、うちは完全に場違いだわ。。」と感じたことを覚えています。それでもこの場に立てることに感謝しながら、10分間というプレゼン時間を十分に使って、新興国のモバイル事業について熱く語ってきました。



がんばりました。


オオトリのプレゼンが終わった後、幸運にしてインテリジェンス賞というスポンサー賞を受賞することができ、その後も多くの方からお問い合わせをいただきました。優勝こそ逃しましたが、なかなか得られないようなお話もいただき、弊社として非常に充実したイベントとなりました。


本当に感謝です。ありがとうございました。


振り返ると、今回のRising Expoのプレゼン準備を通じて、自分たちのビジョンや事業内容、ものごとを考えていくときに大切にしていることなどを改めてじっくり考えられたことが一番の収穫かもしれません。

サービスが動いてからは日々の営業活動だったり顧客対応だったりのオペレーションに気持ちが向いてしまっていました。経営をしていたというよりも必死に運用をしていた状態に近く、もっと大事なことに時間を使うだったにも関わらず十分に時間を取ることができていませんでした。このタイミングで自分たちの存在価値を改めて問いかけ、言語化できたことで、組織としてもよりよい状態になったと感じています。

これからもあくまでプロダクトや顧客、ユーザーと向き合っていきたいと思っていますが、こういったイベントに出ることで他起業家たちや投資家たちからよい刺激、フィードバックをいただきました。フィリピンにいるとそういう機会は本当にないので、収穫の多い一日となりました。改めて、今回のような機会をご提供いただきましたサイバーエージェント・ベンチャーズ様、ありがとうございました!


最後にみなさんと。





参考記事。Rising Expoの影響力にびっくり。
------------------------------------------------------------
★資金調達目指すスタートアップのプレゼンバトル「RISING EXPO 2013」--15社がしのぎを削る
http://japan.cnet.com/news/business/35036855/

★CAV「RISING EXPO 2013」登壇15チーム全レビュー(後編)【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/rising-expo-2013-review-after.html

★サイバーエージェント・ベンチャーズがRising Expo 2013を開催、新進気鋭のスタートアップ15社がピッチ
http://jp.startup-dating.com/2013/09/cyberagent-ventures-unveils-15-startups-at-rising-expo
http://www.startup-dating.com/2013/09/rising-expo-2013 (英語)

------------------------------------------------------------

0 件のコメント: