2012年8月19日日曜日

「感謝すること」の大切さ


DeNA時代に学んだことは山のようにあるが、そのうちの一つは「まわりの人に感謝すること」の大切さ。

小さなサービスのバックエンド責任者をしていた期間があったのですが、当時のスタッフの皆さんには今でも頭が上がりません。派遣社員の皆さんやアルバイトの皆さんに支えられてサービスが動いていることを日々実感していました。

正社員とか派遣さんとかアルバイトとかインターンとかの雇用形態って、あるときは当然大事になるけどただの役割に過ぎないし、別に正社員だからといって偉いわけでもない。少なくとも、自分がバックエンド担当者だったときはスタッフの皆さんのほうがずっと現場を知っていたし、適切な顧客対応方法などについても知っていた。多くのことを教わったし、自分がミスしたときも何度も助けていただいた。

当時の大先輩から教えられたことは、だからこそ、自分がスタッフを守っていくことが大事だってこと。
8時間契約なのに9時間働かせてしまうのは、自分の設計が甘い証拠。スタッフの善意や責任感に頼ってしまう組織は、管理者が機能していない証拠。スタッフに求める水準は高くてもいいが、それ以上に不要な負荷をかけるべきではない。

自分の場合、結局は常にスタッフの善意に支えられてサービスを回していましたね。。だからこそ、当たり前ですが感謝するし、そういった態度で接することがとても大切だと知っている。

たまたまそういったことを振り返る機会があったので、自戒も含めて残しておこうかと思う。

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